山口大学大学院共同獣医学研究科3年の井中贤吾さんと指导教员の木村透教授は、「白狐が见つけた美肌の汤」の故事に倣い、温泉入浴効果をカピバラによる动物実験で、主として皮肤科学领域から証明しました。
动物园动物として人気の高いカピバラは、温度湿度の高い南米アマゾン川流域の湿原に生息しており、日本の冬期には、湿度の低下により皮肤が乾燥して肌荒れを起す现象も认められていました。本研究では、この乾燥した皮肤の状态を温泉入浴により改善できるかに着目し、カピバラを21日间温泉入浴させ、皮肤性状、リラクゼーション効果および保温効果を调べ、肌荒れ改善を検証しました。
温泉疗法の科学的里付けは乏しく、ヒトへの健康増进?未病に结びつく动物実験による実証データはこれまで得られていませんでした。动物で确认される温泉の効果はヒトにも适用できると考えられ、温泉の効果を科学的に解明することで、健康维持?増进や今后の长寿社会への贡献が期待されます。
この研究成果はネイチャー社の『Scientific Reports』に2021年12月9日に掲載されました。