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国立大学法人 山口大学

长い冬に适応したカブトムシ~北に住むカブトムシほど素早く成长する~

 

 山口大学理学部(大学院创成科学研究科)の小島渉助教のグループは、国立台湾師範大学の林仲平教授と共同で、カブトムシの幼虫の成長速度が、緯度に沿って変化することを発見しました。
 研究グループは、北海道から台湾にかけての14地域のカブトムシを同一の条件で饲育し、成长パターンを解析しました。その结果、纬度が上がるにつれ、成长速度も大きくなることが分かりました。冬が长い高纬度地域では、幼虫が成长に使える时间が限られているため、早く成长するという性质が有利となると考えられます。さらに、高纬度地域の幼虫は、単位时间あたりにより多くの饵を食べ、食べた饵をより効率よく体重へと変换できることが分かりました。本研究は、昆虫の季节适応とそのメカニズムを理解するうえで重要な発见です。
 この成果は、英国の生態学専門誌Functional Ecologyに掲載されました。

研究の详细はこちら

 

発表のポイント

  • カブトムシの幼虫は、北方に生息する集団ほど素早く成长する能力があることを発见した
  • 北方集団の幼虫は、より多くの饵を食べ、さらに、食べた饵をより効率よく体重へ変换することで、素早い成长を実现していた
  • 冬が长い高纬度地域では、幼虫が成长に使える时间が限られているため、素早く成长する能力が进化したと考えられる

本研究の意义

 东北のカブトムシも九州のカブトムシも见た目や大きさはまったくと言っていいほど変わりませんが、それぞれの土地でうまく生活するための遗伝的な性质を持っていることが今回の研究から分かりました。カブトムシは身近な昆虫ですが、このような成长速度の地域変异は知られていませんでした。また、昆虫全体を见ても、纬度と成长速度の関係はいくつかの种で报告されているものの、本研究のように多くの集団を用いた比较はほとんど行われておらず、成长速度の変异をもたらすメカニズムについても不明でした。本研究により、昆虫の季节适応とそのメカニズムを理解するうえで重要な知见が得られました。

掲载誌情报?

  • 掲載誌:Functional Ecology
  • タイトル:Latitudinal cline of larval growth rate and its proximate mechanisms in a rhinoceros beetle (カブトムシにおける成長速度の緯度クラインとその至近的メカニズム)
  • 著 者:Wataru Kojima, Tatsunori Nakakura, Ayumi Fukuda, Chung-Ping Lin, Masahiro Harada, Yuki Hashimoto, Aika Kawachi, Shiho Suhama, Ryo Yamamoto
  • D O I:10.1111/1365-2435.13572
  • 尝颈苍办:
  • 论文掲载日:2020年5月11日

谢 辞

 本研究は闯厂笔厂科学研究费17贬06901の助成を受けたものです。

 


 

  • カブトムシの一生
  • 実験に用いた集団の由来。
    黒は在来の集団、灰色は外来の集団を示す。

  • 纬度と成长速度の相関図
  • 个体(オス)の成长轨跡
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