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山口大学医学部 大学院医学系研究科?医学部

分子細胞生理学(旧 生理学第一)

分子細胞生理学(旧 生理学第一)

教授名 宮本 達雄
讲座メンバー 板橋 岳志,弘澤 萌,森田 知佳
医学科担当科目 医学入門1,医学英語,基礎解剖生理学序説,循環?呼吸器系,消化器系,泌尿?生殖器系,機能系実習,細胞生理化学演習,基盤系特別専門講義,自己开発コース,修学論文テュートリアル,Open Science Club,SCEA/AMRA
居室 基础研究栋3阶
TEL 0836-22-2209
FAX 0836-22-2348
Email cellipid@yamaguchi-u.ac.jp

讲座の绍介

 当讲座では、血球系以外のほぼ全てのヒト细胞の表面に発达する「一次繊毛」と呼ばれる小さな突起构造に注目して(図1)、细胞が外界の様々な情报を正确に感知する基本原理の解明と関连疾患の治疗法开発を目指しています。一次繊毛は、约1?5マイクロ?メートルの细胞表面に発达する小さな突起で、细胞骨格の一つ、微小管からできています。繊毛を覆う细胞膜には、市贩薬の标的分子の约30%とも呼ばれる骋タンパク质共役型(骋笔颁搁)受容体や様々なイオンチャネルが集积しており、一次繊毛は、细胞の「アンテナ(感覚器官)」として机能します。
 生まれつき一次繊毛に异常がある场合には、多発性嚢胞肾、网膜変性、左右逆位など特徴的な奇形症候群が现れます。このような繊毛病は、约200种类存在すると推定されていますが、未だに60%の疾患で発症メカニズムが分かっていません。当讲座では、これらの繊毛病を「オーファン(行き场のない)繊毛病」と位置付け、病因?病态解明研究を进めています。これにより、新たな细胞情报伝达ロジックを解明して、画期的な治疗法の开発を目指しています。研究手法の特徴としては「ゲノムを操作し、観て考える」こと、つまり、ゲノム编集技术を用いて繊毛病モデル细胞?动物を作り、形态学?生理学?生化学?分子生物学など多面的なアプローチを駆使して、繊毛の「生理」と「病理」を観察しています。
 当讲座では、オーファン繊毛病の研究から、酸化オルガネラの一つペルオキシソームが繊毛にコレステロールを输送すること(図2)、コレステロールの「欠乏」が多発性嚢胞肾を引き起こすこと(図3)を先駆けて报告しました(惭颈测补尘辞迟辞?et al., EMBO J?2020, Itabashi?et al., Life Sci Alliance?2025)。現在、細胞のコレステロール輸送?代謝機構の解明、ゲノム編集技術を用いた繊毛病の治療法の開発や創薬展開を進めています。なお、2023年度からは、山口大学細胞デザイン医科学研究所 先進ゲノム編集治療研究部門において、ゲノム編集技術をキーワードに、基礎?臨床各科との協働を推進しています。

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